石川ひとみ シングル曲を、歌詞の内容で解説してきましたが、的確なプロデュース戦略がひとみ陣営にあったとは、どうしても言い難い。立体的な構成、つまりストーリーが全く欠けていると感じる。
いちファンとしては、こういう方がイイのにナという並べ替えを試みて、私なりのストーリーを組み立ててみたい。
いちファンとしては、こういう方がイイのにナという並べ替えを試みて、私なりのストーリーを組み立ててみたい。
自分の意見が言えず、過密なスケジュールをこなして、訳も分からず東奔西走していた20歳までのアイドル石川ひとみには、何の責任もない。
『まちぶせ』以降の曲選定には、歌手石川ひとみも加わっていますので、大人の歌を歌いたいという意欲が空回りした部分もあると思う。
『まちぶせ』の後、当初予定していた「にわか雨」を棚上げにして、やはり三木聖子の「三枚の写真」カバー・バージョンを、急遽リリースしたということも、的を外しているなと思えます。
長岡和弘も「三枚の写真」案には反対したそうですので、その眼力は悪くないと思います。
けれども、「にわか雨」を『まちぶせ』の後に持ってきても、もっと意味がないけどね。
その辺がだめなのでしょう。
柳の下にドジョウは二匹いる、というのは当然考えることですが、プロフェッショナルな仕事をするのであれば、「まちぶせ」のどのような要素がヒットにつながったかを徹底的に検証しなければいけないだろう。
女性マジシャンの引田天功がアメリカで仕事をするに際して、アメリカのマネジメント会社と契約した時の話は有名です。この会社が提出した契約書の束は広辞苑ほどの厚みがあったとか。
それには、当時の天功の身長・体重・BWHサイズから、メイク、など事細かに項目がリストアップされて、その条件を絶対に守ること、というたいへんなものだったそうです。今活躍している女子のフィギュア・スケートの選手など軒並みそういう契約書にサインしています。
マーケティングの考え方はアメリカでは100年も前からありますので、プロモーション策が大きく外れるということはほとんどありません。最低限、アベレージ・ヒッターにはなれるだけの科学となっている。
「まちぶせ」のヒットを検証しようとすれば、大項目で歌手の要素・曲の要素・ファンと社会的要素の3分類。
中項目は、それぞれ10から30くらいリストアップして、小項目はさらにスプリットで2分ですが、日本的な感性では両極端の要素+どっちでもない、という中庸の要素を加えて3分法になるでしょう。
そうすると、最低限3×10×3=90項目から270項目くらいについて、検討する必要があります。
三木聖子のカバーという要素は、300分の1の要素に過ぎない、ということになる。
石川ひとみちゃん自身が、「じっくり心をこめて聴かせる、スローな歌が自分に合っていた」と『まちぶせ』を分析して、「三枚の写真」も大好きな歌だと言っていますが...。
その他のことを検討したとしても、10項目くらいの成功要素を検討して、「三枚の写真」でいけというレベルの話ではないかと推察します。
こういうのが、一発屋の発想というのではないかな?
過ぎてしまったことをあれこれいってもしょうがありませんので、私的なYouTube 鑑賞方法を述べておきたいと思います。
映像をReal Player でダウンロードしましたら、「プレイリスト」というのを作成します。タイトルは「石川ひとみ マイベスト」とでも。
そうしたら、自分のイメージで「石川ひとみ」のストーリーを考えて、そのシナリオに沿って曲をリストアップするのです。
YouTube の「ひっちゃん」と、どう遊ぶかという楽しみ方の問題です。ご自由に...
私のプレイリストは、次のようなものです。
「石川ひとみシングル・My ベスト・オーダー」
1978年<春>
「くるみ割り人形」
「君は輝いて天使に見えた」
<夏>
「にわか雨」
<秋>
「ハート通信」
「哀しい妖精」
<冬>
「まちぶせ」
「冬の星」
1979年<春>
「ミス・ファイン」
<夏>
「熱帯魚」
「ひとりじめ」
<秋>
「オリーブの栞」
「鮮やかな微笑み」
「三枚の写真」
<冬>
「夢番地一丁目」
「冬のかもめ」
1980年<春>
「禁じられた恋」
<夏>
「ひとりぼっちのサーカス」
<秋>
「恋」
<冬>
Memory」
1981年<春>
「パープルミステリー」
<夏>
「アモーレ」
<秋>
「夢回帰線」
<冬>
「裸足でダンス」
1982年<春>
「右向け右」(一五一会版)
「秘密の森」
残念ですが「秋が燃える」は、取り扱いが難しいので、LP・オリジナル収蔵あつかいですね。
4つほど、ほかの人の歌が入っていますが、気にしないで行こう!
下手なプロデュースに付き合うくらいなら、むしろカバーの女王「石川ひとみ」の方がいい、ノダ...
他の歌手の曲につきましては、歌詞をちょっと紹介しておきます。
『哀しい妖精』 南沙織
いくつの手紙出せばあなたに逢えるかしら
いくつの涙流せばこの想い届くでしょう
曲りくねった愛の旅路でさまよう私
あゝ恋人よ手を差しのべ救けて下さいね
どれほど傷ついたら大人に変わるかしら
どれほど背のびをしたら倖せに手が届く
曲りくねった愛の旅路でさまよう私
あゝ恋人よその答えはあなたが教えてね
男の人は旅人ね 通りすぎるだけ
私の心の中を 横切るだけで消えてしまうの
......
私としては、南沙織路線を行って欲しかったので、加えてみました。
『にわか雨』で知り合いになれて、そのままお付き合いが進むと思っていたのに、なぜか進展しない...
...という感じですね。
彼は、もう「わたし」の心の中では恋人になっている。
それが、『まちぶせ』では「あなた」と、さらに親密感を増す。
『冬の星』 伊藤咲子
後ろにとび去る街の灯りを じっと見つめて思う
本当はこわいのと
一生一度の恋にしたいの
涙流れてばかり...
私の恋はもう戻れない 戻れない
サッコの回し者かといわれそうですが、石川ひとみのシングル曲には命がけで恋に走る、という歌が見られないものですから、是非こういう曲を、と入れてみました。これでなければ...
『熱帯魚』 岩崎宏美
ああ 今夜はもう帰りません私
叱られてもいい なじられてもいい
ああ あなたが好き それだけなの私
どうぞそばにおいて
石川ひとみの性格とは正反対の積極的な恋の歌ですが、このような燃える歌です。
こういうのを「ジュテーム」のような恋人目線で歌ってくれたら、サイコーだよね。
松田聖子は簡単にやってしまいますけど、石川ひとみはやらない。
『禁じられた恋』 森山良子
こんな綺麗な恋を なぜ分からないの?
愛し合う美しさ 分かって欲しい
石川ひとみが「ひとりぼっちのサーカス」を歌うためには、その前提として「禁じられた恋」のような曲を歌うことです。あるいは、谷山浩子の「夜のブランコ」ですね。
禁じられた恋のタブーを破ってしまえば、「ひとりぼっちのサーカス」許す。
...なんちゃって、ファンの身勝手ですが。
このように、並べ替えてストーリーを構成してみると、「石川ひとみ漬け」ができあがるのだ。
「シングル曲 My・ベストオーダーのストーリー」 に続く
『まちぶせ』以降の曲選定には、歌手石川ひとみも加わっていますので、大人の歌を歌いたいという意欲が空回りした部分もあると思う。
『まちぶせ』の後、当初予定していた「にわか雨」を棚上げにして、やはり三木聖子の「三枚の写真」カバー・バージョンを、急遽リリースしたということも、的を外しているなと思えます。
長岡和弘も「三枚の写真」案には反対したそうですので、その眼力は悪くないと思います。
けれども、「にわか雨」を『まちぶせ』の後に持ってきても、もっと意味がないけどね。
その辺がだめなのでしょう。
柳の下にドジョウは二匹いる、というのは当然考えることですが、プロフェッショナルな仕事をするのであれば、「まちぶせ」のどのような要素がヒットにつながったかを徹底的に検証しなければいけないだろう。
女性マジシャンの引田天功がアメリカで仕事をするに際して、アメリカのマネジメント会社と契約した時の話は有名です。この会社が提出した契約書の束は広辞苑ほどの厚みがあったとか。
それには、当時の天功の身長・体重・BWHサイズから、メイク、など事細かに項目がリストアップされて、その条件を絶対に守ること、というたいへんなものだったそうです。今活躍している女子のフィギュア・スケートの選手など軒並みそういう契約書にサインしています。
マーケティングの考え方はアメリカでは100年も前からありますので、プロモーション策が大きく外れるということはほとんどありません。最低限、アベレージ・ヒッターにはなれるだけの科学となっている。
「まちぶせ」のヒットを検証しようとすれば、大項目で歌手の要素・曲の要素・ファンと社会的要素の3分類。
中項目は、それぞれ10から30くらいリストアップして、小項目はさらにスプリットで2分ですが、日本的な感性では両極端の要素+どっちでもない、という中庸の要素を加えて3分法になるでしょう。
そうすると、最低限3×10×3=90項目から270項目くらいについて、検討する必要があります。
三木聖子のカバーという要素は、300分の1の要素に過ぎない、ということになる。
石川ひとみちゃん自身が、「じっくり心をこめて聴かせる、スローな歌が自分に合っていた」と『まちぶせ』を分析して、「三枚の写真」も大好きな歌だと言っていますが...。
その他のことを検討したとしても、10項目くらいの成功要素を検討して、「三枚の写真」でいけというレベルの話ではないかと推察します。
こういうのが、一発屋の発想というのではないかな?
過ぎてしまったことをあれこれいってもしょうがありませんので、私的なYouTube 鑑賞方法を述べておきたいと思います。
映像をReal Player でダウンロードしましたら、「プレイリスト」というのを作成します。タイトルは「石川ひとみ マイベスト」とでも。
そうしたら、自分のイメージで「石川ひとみ」のストーリーを考えて、そのシナリオに沿って曲をリストアップするのです。
YouTube の「ひっちゃん」と、どう遊ぶかという楽しみ方の問題です。ご自由に...
私のプレイリストは、次のようなものです。
「石川ひとみシングル・My ベスト・オーダー」
1978年<春>
「くるみ割り人形」
「君は輝いて天使に見えた」
<夏>
「にわか雨」
<秋>
「ハート通信」
「哀しい妖精」
<冬>
「まちぶせ」
「冬の星」
1979年<春>
「ミス・ファイン」
<夏>
「熱帯魚」
「ひとりじめ」
<秋>
「オリーブの栞」
「鮮やかな微笑み」
「三枚の写真」
<冬>
「夢番地一丁目」
「冬のかもめ」
1980年<春>
「禁じられた恋」
<夏>
「ひとりぼっちのサーカス」
<秋>
「恋」
<冬>
Memory」
1981年<春>
「パープルミステリー」
<夏>
「アモーレ」
<秋>
「夢回帰線」
<冬>
「裸足でダンス」
1982年<春>
「右向け右」(一五一会版)
「秘密の森」
残念ですが「秋が燃える」は、取り扱いが難しいので、LP・オリジナル収蔵あつかいですね。
4つほど、ほかの人の歌が入っていますが、気にしないで行こう!
下手なプロデュースに付き合うくらいなら、むしろカバーの女王「石川ひとみ」の方がいい、ノダ...
他の歌手の曲につきましては、歌詞をちょっと紹介しておきます。
『哀しい妖精』 南沙織
いくつの手紙出せばあなたに逢えるかしら
いくつの涙流せばこの想い届くでしょう
曲りくねった愛の旅路でさまよう私
あゝ恋人よ手を差しのべ救けて下さいね
どれほど傷ついたら大人に変わるかしら
どれほど背のびをしたら倖せに手が届く
曲りくねった愛の旅路でさまよう私
あゝ恋人よその答えはあなたが教えてね
男の人は旅人ね 通りすぎるだけ
私の心の中を 横切るだけで消えてしまうの
......
私としては、南沙織路線を行って欲しかったので、加えてみました。
『にわか雨』で知り合いになれて、そのままお付き合いが進むと思っていたのに、なぜか進展しない...
...という感じですね。
彼は、もう「わたし」の心の中では恋人になっている。
それが、『まちぶせ』では「あなた」と、さらに親密感を増す。
『冬の星』 伊藤咲子
後ろにとび去る街の灯りを じっと見つめて思う
本当はこわいのと
一生一度の恋にしたいの
涙流れてばかり...
私の恋はもう戻れない 戻れない
サッコの回し者かといわれそうですが、石川ひとみのシングル曲には命がけで恋に走る、という歌が見られないものですから、是非こういう曲を、と入れてみました。これでなければ...
『熱帯魚』 岩崎宏美
ああ 今夜はもう帰りません私
叱られてもいい なじられてもいい
ああ あなたが好き それだけなの私
どうぞそばにおいて
石川ひとみの性格とは正反対の積極的な恋の歌ですが、このような燃える歌です。
こういうのを「ジュテーム」のような恋人目線で歌ってくれたら、サイコーだよね。
松田聖子は簡単にやってしまいますけど、石川ひとみはやらない。
『禁じられた恋』 森山良子
こんな綺麗な恋を なぜ分からないの?
愛し合う美しさ 分かって欲しい
石川ひとみが「ひとりぼっちのサーカス」を歌うためには、その前提として「禁じられた恋」のような曲を歌うことです。あるいは、谷山浩子の「夜のブランコ」ですね。
禁じられた恋のタブーを破ってしまえば、「ひとりぼっちのサーカス」許す。
...なんちゃって、ファンの身勝手ですが。
このように、並べ替えてストーリーを構成してみると、「石川ひとみ漬け」ができあがるのだ。
「シングル曲 My・ベストオーダーのストーリー」 に続く
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