石川ひとみ少女世界シリーズ、今回はセシル以前と以降の2つの歌詞を小室みつ子さんの歌詞から選んでみました。小室さんが作詞作曲の仕事を始めたばかりの頃で、それが幸いして石川ひとみ世界を丹念にストーリー立てて、結構時間をさいていたのだな、という感じがします。
石川ひとみ 『ショッキング・ブルー』 LP「くるみ割り人形」(1978.12.21)
作詞:松岡つばめ(小室みつ子)/作曲:大塚博堂/編曲:大村雅朗
作詞:松岡つばめ(小室みつ子)/作曲:大塚博堂/編曲:大村雅朗
ノッポのあなたとのキスシーン
...みつはしちかこの「小さな恋の物語」だね。
やっぱり少女コミックの世界だなー。
ひっちゃん、花がいっぱい咲いているところに行ってみたい、というのはこういうイメージなのでしょう。
されど、表現者のつばめさん、少女的恋のかけひきを「ひとりしばい」と、醒めた視線を持っています。
セシル未満の「妹」的女の子が「少女雑誌は卒業したヮ、あなたといっしょにどこか遠くに行きたい」と言う。
LP「くるみ割り人形」滑り込みセーフですか?
この中には、三浦徳子さんの「雨に誘われて」という歌が入っているのですが、こちらも状況的には口づけ以前なのですが、内容的にはセシルの世界です。後日、取り上げたいと思います。
ハイティーンっぽい、淡い恋のかけひきですが、曲はモンキーダンス風ディスコ調かな。
都会的なせわしないストリングスが若い男の子的雰囲気で、対照的な妙味を見せています。
デビューして1年もたっていない女性アイドルの曲としては、かなり実験的な試みのように思う。
恋の深まりは、さり気なく、おし気なく。
雑誌の記事ふうに言えば、チッではなく、チューになった後の女の子の気持ち。
「許される間だけ、すべてを投げすてて 夢をみたい」
ここでも、みつ子さん的には、
「ふたりがささやく 甘い言葉は 誰かの心 突き刺す ナイフに変わる」
...と。
前に紹介しました【好・き・・・】と地続きですね。
リリース年度から言うと、こちらの方が先に来ていますけれども、歌詞を作ったのはほぼ同時期で、こちらが後と考えるのが自然でしょう。
プロデューサーの長岡和弘はまとめて曲を依頼して、アルバムごとに適宜ピックアップする、というやり方をしていたそうですから。
いずれにしても、小室さんはストーリーテラーです。
「それでも もどれないわ 恋は寄り道もできなくて
走り出すの」
...というところ以下で、若干錯綜した愛の雰囲気を感じます。
つまり、荒井由実 『まちぶせ』的奪い愛、
あるいは、谷山浩子 『夜のブランコ』的純愛不倫
セシル後的世界ではないかと思います。
小室さんは短期集中的に石川ひとみさんに歌曲を提供していましたから、自分自身の作品だけでストーリー的な流れを構築しようとしたのではないかな。
LP「ひとみ」は、カセット・テープの「わたしはひ・と・み」の続編のような内容ですので、かわいらしい曲に溢れていますが、この歌もひっちゃんのかわいらしい声が全開ですね。
アルバム「くるみ割り人形」の曲群よりも、2年後の「ひとみ」の方が対象年齢で5歳くらい若向きで、かわいらしい歌い方というのが何ですが、まだ20歳前ですし、歌手石川ひとみですからOKです。
...みつはしちかこの「小さな恋の物語」だね。
やっぱり少女コミックの世界だなー。
ひっちゃん、花がいっぱい咲いているところに行ってみたい、というのはこういうイメージなのでしょう。されど、表現者のつばめさん、少女的恋のかけひきを「ひとりしばい」と、醒めた視線を持っています。
セシル未満の「妹」的女の子が「少女雑誌は卒業したヮ、あなたといっしょにどこか遠くに行きたい」と言う。
LP「くるみ割り人形」滑り込みセーフですか?
この中には、三浦徳子さんの「雨に誘われて」という歌が入っているのですが、こちらも状況的には口づけ以前なのですが、内容的にはセシルの世界です。後日、取り上げたいと思います。
ハイティーンっぽい、淡い恋のかけひきですが、曲はモンキーダンス風ディスコ調かな。
都会的なせわしないストリングスが若い男の子的雰囲気で、対照的な妙味を見せています。
デビューして1年もたっていない女性アイドルの曲としては、かなり実験的な試みのように思う。
石川ひとみ 【さり気なく_おし気なく】LP「ひとみ」(1980.02.21)
訳詞:小室みつ子/作曲:James_K.C.Ross/編曲:GAME
訳詞:小室みつ子/作曲:James_K.C.Ross/編曲:GAME
恋の深まりは、さり気なく、おし気なく。雑誌の記事ふうに言えば、チッではなく、チューになった後の女の子の気持ち。
「許される間だけ、すべてを投げすてて 夢をみたい」
ここでも、みつ子さん的には、
「ふたりがささやく 甘い言葉は 誰かの心 突き刺す ナイフに変わる」
...と。
前に紹介しました【好・き・・・】と地続きですね。
リリース年度から言うと、こちらの方が先に来ていますけれども、歌詞を作ったのはほぼ同時期で、こちらが後と考えるのが自然でしょう。
プロデューサーの長岡和弘はまとめて曲を依頼して、アルバムごとに適宜ピックアップする、というやり方をしていたそうですから。
いずれにしても、小室さんはストーリーテラーです。
「それでも もどれないわ 恋は寄り道もできなくて
走り出すの」
...というところ以下で、若干錯綜した愛の雰囲気を感じます。
つまり、荒井由実 『まちぶせ』的奪い愛、
あるいは、谷山浩子 『夜のブランコ』的純愛不倫
セシル後的世界ではないかと思います。
小室さんは短期集中的に石川ひとみさんに歌曲を提供していましたから、自分自身の作品だけでストーリー的な流れを構築しようとしたのではないかな。
LP「ひとみ」は、カセット・テープの「わたしはひ・と・み」の続編のような内容ですので、かわいらしい曲に溢れていますが、この歌もひっちゃんのかわいらしい声が全開ですね。
アルバム「くるみ割り人形」の曲群よりも、2年後の「ひとみ」の方が対象年齢で5歳くらい若向きで、かわいらしい歌い方というのが何ですが、まだ20歳前ですし、歌手石川ひとみですからOKです。
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