「海のようなやさしさで」のサブタイトルをつけようとしてすぐに連想したのが「三枚の写真」でした。
あの歌詞の本当の意味は2番目にある、と書きました。
すなわち、二枚目の写真。
この曲はLP収録曲で、シングルカットされなかった名曲だと言えるでしょう。
感覚派の武衛さんが思い描く海のイメージに投影された「男と女の感情的なせめぎあい」。
男女の愛は潮が満ちたり引いたりに似ている。
潮が引いていくように男の気持ちが遠ざかっていく、この気持ちはたまらないほど哀しい、と。
石川ひとみ 「中野サンプラザ・ライブ」(1982.3.24)から、『守ってあげたい』 をご紹介します。
この曲はシングル盤で、LP 『ジュテーム』の付録(サービス・シングルレコード)としてリリースされました。
「聖母」と「天使」と、リリースの日付けからみて、「あなたの天使」の方が後から出来たかと思います。
友井久美子さんは、当時話題を呼んだ「聖母たちのララバイ」を当然意識していたでしょうね。
またまたVSシリーズ、女性から見た「対幻想」と男性から見た「対幻想」...
「あなたの天使」はもちろん女性から見た愛の世界。
この曲が好きだというリクエストがありますので、ご紹介しましょう。
女性は化粧で変身しますけれど、これは石川ひとみ版「マイ・フェアレディー」ですね。
ちょっと意味が理解しづらいかもしれません。
オードリー・ヘップバーン主演のアメリカ映画で有名になったシンデレラ物語。
下町なまりのひどい貧しい花売り娘イライザが、上流社会の言葉使いや振る舞い方を徹底的に仕込まれて、美しいレディーに変身する、というストーリー。
今日は写真一枚で終わりにします。国立寮での生活風景。
夜更かしをしながら、好きな詩を書く石川ひとみです。でも、毎朝きちんと7時前に起きるそうです。
武衛さんについて書かれているのはほとんどありませんね。年齢も分かりません。
女性感覚を巧まずとも表現出来てしまう、そのような感覚の作詞家ではないかと思います。
今、青文字系の(女性)ファッション誌が、赤文字系より売れているという。
事の発端は赤文字系なのですが、ひとことで言えば「男目線のいい女」をモチーフにした、かわいいお嬢様風からエレガントな領域のファッションを意味します。
以前に、石川ひとみ『哀愁に走って』は歌詞的には勝負歌の部類だけれども、シングル盤では出していないので取り上げないということを書きました。
今回はプロデュースの問題ではなく、全曲インプレッションのカテゴリーですので、改めて取り上げてみます。
石川ひとみちゃん、昔気質の両親の伝統的な価値観を色濃く受け継いでいますね。
「ただいまって胸をはって玄関をあけられるようになるまでは家へは帰らず、
仕事でがんばろうと思っていたんです」と。
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